『Transcend T.sonic MP330 8GB』 購入

Transcend製の携帯音楽プレイヤー
『T.sonic MP330 8GB』を購入しました。
この手の商品はいろいろと選択肢がある中で
あえてメーカーやブランドよりも値段重視の選択です。 (`・ω・´) キリッ!

MP330 内容チェック

ちなみに今までは、5年ほど前にAmazonの安売り(¥2,980)で購入した
SanDisk製の『sansa e130』という機種を使っていました。

私の使い方は基本、電車通勤や移動の際にお気に入りの曲をランダムで
垂れ流すだけなので、これでも全然不満はありませんでした。
しかし、最近は音量調節ダイヤルがききづらかったり
微妙にガタがきていたので、ようやく買い換えに踏み切った次第です。

MP330のパッケージ内容は
本体とイヤホンに、クリップ用の外付けフックパーツ、
ストラップ、ミニピンジャックのオーディオケーブル、
あとはマニュアルや保証書などの印刷物となっています。
安くても一通り必要な物は揃っていますね。

なお、MP330に付属のイヤホンはインナーイヤータイプなので
音漏れを避けるために私は別途パナソニックのカナルタイプを用意しました。
(Panasonic ステレオインサイドホン RP-HJE150)
音質はあまり気にしない人なので
売れ筋の安いやつをチョイスです。( ゚ω゚ )

取説は『クイック操作ガイド』ということで、
操作に必要な最低限の情報がまとめられています。
これだけでも普通に使う分には問題ありませんが、
より詳しいマニュアルが本体内にPDFデータとして納められている他、
webでも同様のものをダウンロード可能です。
設定などを細かく煮詰める場合は、そちらを読んだほうがいいでしょう。

MP330は、すっきりと落ち着いたデザインがかなり好印象です。
更にコンパクトなボディでありながらも機能は豊富で
内蔵マイクでボイスレコーダーにもなる他、
ライン接続からも録音ができたりします。

表示部分は白色テキストな有機ELディスプレイで視認性は良好です。
再生時の情報量もとくに不満はありません。
ただ、ファイル操作は一度に2行しか表示されないため
データが増えると目的のファイルを探すのがちょっと大変です。
なるべくフォルダを細かく切るなどの対策が必要かもしれません。

本体のキャップを外せばUSB端子が出てくるので
別途ケーブルを用意する必要もなく、そのままパソコンに接続可能です。
その際、充電もUSBから行われるのため
本体のみでほぼ全て完結してしまうのは大変便利ですね。(#´ω`#)

パソコンへの接続と曲データの管理など

で、パソコンに差し込むとWindowsからは
ちゃんと『MP330』として認識されました。
もちろんファイルのやり取りに煩わしい専用ソフトも必要ありませんし
音楽データ以外のファイルを放り込めば普通にUSBメモリとしても使えます。

MP330の中には初期フォルダとして

  • FMIN.DIR : FMラジオ録音用
  • LINEIN.DIR : ライン入力録音用
  • MICIN.DIR : 内蔵マイク録音用
  • Manual : マニュアルPDFデータ類

以上4つのフォルダが用意されているので
私はそれに習って『MUSIC.DIR』というフォルダを作って
そこに曲データを入れることにしました。

放り込むMP3のデータは若干注意が必要です。
MP330が認識するタグ情報はユニコード形式のみなので
シフトJISなどの場合は文字化けしてしまいます。
私は普段『STEP』というソフトを使ってタグ打ちをしていたので
そちらで変換作業を行いました。

操作は目的のファイルを選んでから
『変換』 → 『ID3v2バージョン/文字エンコードの変換』 と進んで、
それぞれの項目を

  • バージョン : v2.3
  • 文字エンコード : UTF-16

と、設定すればOKです。

気になる再生モードは全部で7種類が用意されています。

  • Normal : ノーマル
  • Repeat One : 1曲リピート
  • Repeat All : 全曲リピート
  • Shuffle : ランダム
  • Normal in Folder : フォルダ再生
  • Repeat in Folder : フォルダリピート
  • Shuffle in Folder : フォルダランダム

一見、必要な機能は揃っているように見えますが、
実はフォルダ関係の3つがサブフォルダ以下を含んでくれない為に
微妙にかゆいところに手が届きません。

例えば、私の場合はフォルダをまずジャンルで分けてから
その中にアルバム名ごとのサブフォルダを作って曲を管理しています。
このような場合、MP330の仕様では
“ジャンルごとにシャッフル” などができず
アルバム単位でしか再生方法を選ぶことができません。

プレイリストで代用するという方法もありますが、
いちいち管理するのも面倒ですし
この点がMP330の残念なポイントです。

その他 まとめ

私のMP330はカーソルキーの挙動がかなり怪しくて
右を押したつもりが左、下を押したら上、というように
逆方向に反応してしまうことが少なくありません。

これは普通に使えている人もいるようなので、
一部のハズレ品だけの事なのかもしれませんが
相当イライラさせられます。

そしてメーカーのTranscendは、この問題をなぜか
ファームのアップデートで修正しようとしています。
普通に考えて、これはハードウェアの問題ではないのでしょうか。(´д`)

と、少々残念なところもありますが
軽量コンパクトで転送ソフトも不要の手軽さや低価格な部分など
この機種ならではのメリットも多く、結局、私は重宝して使っています。

容量も大きいので、手持ちの古いCDを引っ張り出してきては
ちまちまとリッピングしてライブラリを充実させるのが楽しい感じです。
(#´ω`#)