それでは『はやぶさ メッキ版』を組み立てて参ります。
今回は塗装作業がないので、けっこう気楽です。
ランナー切り出し
まずランナーをよく見ると
このキットは元からメッキ版が考慮されていたようで
ゲート跡が表に出ないアンダーゲート仕様になっていました。
綺麗なメッキも完成品がゲート跡まみれではカッコ悪いので
これはありがたいです。
で、アンダーゲートとはいえ作り方は普段と同じなので、
通常のプラ用ニッパーで適当にランナーを余しつつパーツを切り離し、
さらに残ったゲート部分は、タミヤ製の『薄刃ニッパー』を
パーツにぴったり合わせた状態で切り落とします。
最後のビタ切りがうまく決まれば、デザインナイフでの後処理も
ほぼ不要で、薄刃ニッパーは本当に便利でお勧めです。
ラピーテープ貼り
そして工程[1]で使用するパーツが揃いました。
これをこのまま組み上げても良いのですが、
ここでちょっとひと手間を加えたいと思います。
メッキが美しいとはいえ本体がゴールド一色では寂しいので、
外装の四角いモールド部分に、シルバーのラピーテープを貼って
本体の色分けを表現します。
ちょっとそれっぽくなったでしょうか。
ちなみに、はやぶさ実機の詳細はYS Designさんの
『小惑星探査機「はやぶさ」写真集』が参考になります。
ボディの組み立て
さらに後方、イオンエンジンのノズル部分が
塞がっているのを2.0mmのピンバイスで開口します。
実機だと、ここはメッシュになっているようですが、
まぁそれはそれということで。
あとは各パーツにある接着部分のメッキを
デザインナイフでガリガリと削り落します。
その際、発生した削りカスは歯ブラシでササッとお掃除です。
そして、定番のタミヤセメントでパーツを接着して、
説明書の工程[1]が完了しました。
なんだか予想以上にメッキが美しくて
テンションが上がります。 ( ゚∀゚)=3