![リアルアーケードPro.EX 三和ボタン化改造](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex-sanwa-15s.jpg)
せっかくリアルアーケードPro.EXまで買って
スト4も盛り上がっているので
この熱い内に保留していたRAP.EXの
三和ボタン化改造を行いたいと思います。
準備品
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-01s.jpg)
今回用意した物はコチラ。
- OBSF-30 : 30mm押ボタン(ハメ込式) : 8個
- OBSF-24 : 24mm押ボタン(ハメ込式) : 2個
- LB-35 : 35mmレバーボール : 1個
すべて三和電子製のもので、カラーはホワイトに統一してみました。
あとは工具として、プラスとマイナスのドライバーに、
7mmのソケットレンチを用意しつつ、
別途インデックスシールやピンセットがあれば
作業がし易くなると思います。
RAPの分解
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-02s.jpg)
それでは、さっそく換装作業を行っていきます。
まずはスティックを裏返して底板についている8ヶ所のネジをはずします。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-03s.jpg)
するとこのよう底板だけが外れます。
ちなみにこの底板はスティックを安定させるための
重りになっているようです。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-04s.jpg)
底板を取り除くと、天板の化粧ネジを
裏から止めている六角ナットが見えます。
これが周辺部に6ヶ所あるので
7mmのソケットレンチを使って外していきます。
最後の1コを外すときは、天板が
後ろに落ちてしまわないように注意です。
なお、ナットにはワッシャも挟まれているのですが、
これが奥まった所にあるため
換装後の取付作業時にピンセットがあると便利です。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-05s.jpg)
裏のナットが外れたら、天板をそっと持ち上げます。
中のケーブルがテープで留められているので、
断線させないように確認しながらゆっくりと開きます。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-06s.jpg)
そしてこちらがRAP.EXの中身です。
レバーはハンダ付けですが、
ボタン類はすべてファストン端子で接続されていて
簡単に取り外して交換できるようになっています。
ボタンの交換
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-07s.jpg)
各リード線はボタン毎にきっちり色分けされているので、
取り外す前にメモをしたり、このようにインデックスシールを貼って
ボタンとの接続を忘れないようにしておきます。
ファストン端子の抜き方
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-08s.jpg)
ファストン端子を抜く時は、まず根本を持ち軽く引き出しておいて
正面からマイナスドライバを差し込み
くるっとまわすように片側を持ち上げてやれば
簡単に取り外すことができます。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-09s.jpg)
あとは、スイッチ脇にあるツメの引っかかりをおさえながら押し込んで
正面からボタンを引き抜きます。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-10s.jpg)
こちらがホリボタンと三和ボタンの比較です。
端子の付き方とツメが若干違いますが、
外見にそれほど差異はありませんね。
レバーボールの交換
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-11s.jpg)
ボタンの換装が終わったら、せっかくなのでレバーボールも
お好みの色に変更したいと思います。
この時、表面からボールを回そうとしても支柱ごと空回りするだけなので、
このようにレバーの裏にある溝にマイナスドライバを差して固定します。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-12s.jpg)
すると簡単にボールを交換することができます。
組み立て ~ 作業完了
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-16s.jpg)
必要な部分を交換し終えたら、再び結線して元に戻します。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-13.jpg)
その後、ネジ留めをする前に、ちゃんとボタンが利くかの確認です。
ちなみに、RAP.EXはパソコンに接続するだけで自動でドライバを落として
REAL ARCADE PROとして認識してくれます。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex_snw-14s.jpg)
そして、こちらが完成した我が家の新生RAP.EXです。
スティコレ2009 今年の冬は黒いボディーにオールホワイトで統一された
レバーとボタンのコントラストをお楽しみ下さい。
ちなみに白のボタンとレバーは、アーケードのスト4純正筐体である
VEWLIX(ビュウリックス)をイメージしてみました。
決して、RAP3のAmazon限定バージョンを意識したわけではありません。
(でも、RAP3の方がカッコ良いですよね。連射も付いてるし…)
こんな感じで自分好みの色に
コーディネートできるのは非常に楽しくて
スティックに対する愛着も、より一層深まるというものです。
![RAP.EX 三和ボタン化](https://www.tacoya3.com/images/2009/rapex-sanwa/rapex-sanwa-15s.jpg)
さっそく使用してみた感想ですが、ホリ製ボタンに比べて三和ボタンは
パチンと軽快な押し心地で、ストロークも若干浅めな印象です。
スト4はなにかと同時押しの多いゲームなので、この感触は嬉しいところ。
これさえあればネット対戦で勝つる!ヽ(`Д´)ノ
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