【ポケモンGO】 レコードプレーヤー(ターンテーブル)でタマゴを自動孵化させる

ポケモンGO のタマゴは簡単に手に入る割りに、かえすのが大変ですぐに手持ちがあふれてしまいます。
そこでタマゴを効率よくかえす手段として、レコードプレーヤー(ターンテーブル)を使った自動孵化に挑戦してみました。

もくじ

レコードプレイヤー(ターンテーブル)のメリット

タマゴの自動孵化には、プラレールやルンバに乗せて走らせる等のいろいろなの方法が編み出されていますが、レコードプレーヤー(ターンテーブル)を選ぶ理由は以下の通りです。

メリット

  • 設置面積がコンパクト(36×36cm くらい)
  • 静か(ほぼ無音)
  • 電源がコンセントなので回し放題

デメリット

  • 値段が高い(プラレールは基本セットが2千円に対して5千円くらいから)

プラレール等との孵化効率の違いは実際に比べてみないと分からないので、とりあえず見た目と使い勝手を重視して、お値段よりも扱いやすそうなレコードプレーヤーを選んでみました。
長時間可動させることを考えると、邪魔にならず静かなレコードプレーヤーが便利なのではないかと思います。

Pioneer ステレオターンテーブル PL-J2500

今回用意したプレーヤーは Pioneer ステレオターンテーブル PL-J2500 です。
手頃でシンプルなものをと Amazon で探した結果、こちらが目に止まりました。

オーソドックスかつシンプルな外見は私のリクエストにピッタリです。
ちなみにお値段はマケプレの中古品で 5,480 円でした。

自動孵化システムのセッティング

道具が揃ったら、さっそく自動孵化システムの準備に取り掛かります。

まずはプレイヤーの設定から。
サイズの切り替えは針のアームが邪魔にならないよう 30cm を選びます。
そして前面にある【UP】スイッチを入れておけば、盤に針が落ちなくなるので安心して孵化に専念できます。
回転数はひとまず 33 回転(毎分)を選びました。45 回転も後ほど試したいと思います。

続いてゲームの設定から BGM を切って【バッテリーセーバー】は ON にします。
これで不意のポケモン出現に対応しつつ、多少はバッテリーも持たせられるでしょう。

スマホの設置は、少しでも距離を稼ぐ為になるべくテーブルの外周に置いて、バッテリーセーバー用にクリップなどで下を持ち上げてやります。

かなりの長丁場が予想されるので モバイルバッテリー 等があると、孵化作業もはかどります。

実行と結果

いよいよ自動孵化マシーンの始動です。
パネルの【START】ボタンからだとアームが自動で盤面に乗って邪魔なので、手でゆっくりとアームを近づけてギリギリの位置でスタートさせます。

♪ まわる~ま~わる~よ、タマゴ~はまわる~

とりあえず1時間回してどの程度進むのかを確認してみると…

1時間後

表示が 0 から【0.06km】になっていました。つまり、このシステムは【時速60m】を叩きだしたことになります。

おそっ! カメかよっ!

ちなみに一般的な人の歩行速度は【時速5km】らしいので、その【1.2%】のパフォーマンスしかありません。

そもそも、GPS で移動距離を見ているこのゲームにおいて、同じところをぐるぐる回して信号のブレだけで移動に見せかけるというのは、かなり無理があったようです。
タマゴを次々と孵化させてレアポケモンゲットだぜっ!と思っていましたが、世の中甘くありませんね…。

33回転と45回転の比較

実験の結果はあまり芳しいものではありませんでしたが、仕組みがアナログ故に1回の測定だけで判断するのは早計というものです。
それに、このシステムにはまだ【45回転】という希望が残されています。

というわけで、33回転と45回転を交互に1時間ずつ5回計測したのが以下のデータです。

  33回転 45回転
1 0.06 0.09
2 0.09 0.14
3 0.07 0.08
4 0.09 0.11
5 0.06 0.09
平均 0.07 0.10

僅かながら45回転の結果が伸びているのが分かります。レコードプレーヤーでタマゴをかえすときは、45回転がお勧めです。
それでも期待したパフォーマンスには、ほど遠いのですが…。

以上、投資した金額の割りに大した効果は得られませんでしたが、チリも積ればなんとやら。
外から帰った時に、あと数百メートルで生まれそう、ということもあるでしょう。それに、せっかくのシステムなので地道にタマゴを回していきたいと思います。