【ガルパン】 ガールズ&パンツァー 劇場版 完全設定資料集 到着&内容紹介

BVC(バンダイビジュアル クラブ)で注文していた【ガールズ&パンツァー 劇場版 完全設定資料集】が届きました。

設定資料集なのに荷物がやたらと重くて驚きましたが、そのぎっしりと詰まった内容を紹介したいと思います。

輸送用ダンボールケース

まず荷物を開けると、ダンボール箱の中に、さらにダンボール箱が入っていました。

これは設定資料集の輸送用ダンボールケースだそうで、中央の開くところに履帯跡が走っているのが芸コマです。

箱の側面には、ヴォイテクに跨がる愛里寿ちゃんと、センチュリオンのシルエットが印刷されていました。

開梱

輸送用ケースは【取り扱い注意】として、カッターで開けるなと書かれていますが、留めているのはただのセロテープなので、側面と端っこに切り込みを入れてやれば、あとはペリペリっときれいに手で開くことができます。

パッケージボックス

そして中から出てきたのが、このパッケージボックスです。

厚手でツヤのある紙製のボックスで、表面には劇場版のラストバトルのシーンが描かれています。
キャラたちが顔を出していないマジモードだと、こんな風になるんですね。
プラモの箱画みたいでカッコ良いです。

そして箱裏には、大洗チームの戦車とフルメンバーが描かれています。

さらにこのボックスは、上下左右の側面すべてが別デザインになっていて、対大学選抜チーム戦での主要戦車とメンバー、エンブレムなどが描かれています。

ボックスはパカッっとこんな感じで開きます。

収録内容

パッケージを開くと、1段目には【渕上 舞 修正台本集】の1と3が納められていました。
天地が互い違いなのは、台本が食い込まないように背表紙を中央で合わせるためでしょうか。

それを取り出すと、2段目には台本集の2と、紙のスペーサーが入っています。

さらにその下、3段目には【選手名鑑】が、そして最後は分厚くてズッシリ重い【メカニック名鑑】が納められています。

以上が、このパッケージの収録内容です。

  • メカニック名鑑
  • 選手名鑑
  • 渕上 舞 修正台本集 A~C
    渕上 舞 修正台本集 D~G
    渕上 舞 修正台本集 H~J・OVA 第8話「愛里寿・ウォー!」

エキシビションマッチ・対大学選抜チーム戦 メカニック名鑑

まずは、一番ぶ厚くて重い、凄いボリュームのメカニック名鑑です。

内容は、登場する戦車などメカニック関連のデータ集です。

各戦車は、B4判の見開きで3ページ分ずつ、詳細な外観とデータを見る事ができます。

戦車はいろんな角度や細部のアップなど、実に多くの画が掲載されていて、劇場版が初出のクルセイダーなどはさらに1ページ多く収録されていたりまします。

おかげで、以降の見開きがずれてしまっていますが、全てカラーで大サイズなので迫力があって楽しめます。

とくに模型を作ったり絵を描いたりする人には、すごく良い資料になるのではないでしょうか。

また載っているのは実際に戦っていた戦車だけではなく、大学チームの紅白戦で使われていたシャーマンや、回想シーンのⅡ号、サンダースのスーパーギャラクシーなども見る事ができました。

そして名鑑のラストは、BT-42と九七式の詳細な内部設定が、それぞれ数ページにわたって収録されています。

ひときわ目立つBT-42はともかく、九七式の内部ってそんなに描写あったかなと思えるほど、多くの設定が詰め込まれていました。

エキシビションマッチ・対大学選抜チーム戦 選手名鑑

続いて、登場キャラクター関連が収録されている選手名鑑です。

こちらは各キャラのプロフィールや、パーソナルデータなどの各種設定を見る事ができます。

個人的には、島田フミカネ氏の原案とアニメ版のデザインの違いを見比べるのが面白くて、

わりとそのままな人がいるかと思えば、けっこう変わってるキャラもいたりして、興味深かったです。

後半はキャラに関する設定資料になっていて、ダージリンのティーカップが、エキシビション戦、潮騒の湯、大学選抜戦ですべて別デザインになっていたり、ローズヒップやルクリリさんまでもが専用カップを使っていたのは、新たな発見でした。

また、こちらはキャラだけでなく、シーンや戦場などの背景設定なども詳細に収録されていて、なかなか盛り沢山です。

みほさんの部屋は、映像で見た感じよりも意外とこぢんまりしてるんですね。

渕上 舞 修正台本集

最後は、西住みほ役の渕上舞さんが使用されていた修正台本集です。

こちらは、劇場版とOVAの「愛里寿・ウォー!」の内容が、3冊に収録されています。

台本には、渕上舞さんが実際に書き込まれたメモなどがそのまま残されていて、非常に興味深いものとなっています。

息継ぎや区切りの目印と思われる斜線に、簡単な漢字でも読み間違わないように振られたフリガナなど、細やかな仕事ぶりが伺えます。

また、この台本は西住みほの場面だけではなく全てのシーンが収録されているので、ノンナとクラーラのロシア語のセリフもバッチリ(しかもカタカナで)見る事ができました。

さらに台本には書かれていても、映像ではカットされたところなんかもあって、ついつい読みふけってしまいます。

ちなみに、台本に書かれている謎用語を少し調べてみたところ【OFF】というのは、そのカットに映っていないけどセリフを喋るところなんだそうです。

その他【ボールド】は、絵がまだできていない時に出てくるセリフのタイミング表わす目印のことだったり、【こぼし】というのは、1つのセリフを次のシーンにこぼし(またぎ)ながらという意味で、なるほどという感じです。

最後の台本の裏には、劇場版公開に向けてのメッセージが赤ペンで書かれていました。

収録が行われたのは、かなり劇場版公開の直前だったそうで、そう思うとなかなかリアルな書き込みに感じられます。


以上【ガールズ&パンツァー 劇場版 完全設定資料集】の紹介でした。

この商品を知った時は¥6,480 の金額に少々怯えながら予約をしたものですが、いざ届いたブツは大ボリュームの名鑑2冊に貴重な台本という納得の内容で、非常に楽しむことができました。

しばらくは、これを眺めながら次の最終章に期待したいと思います。