そろそろ家の電球をLEDにしてみようとAmazonを物色していると、電球に【人感センサー】が付いているという面白そうなものを見つけました。
マンションの玄関にはよくセンサー付きの照明が付いていますが、こちらは電球自体にセンサーが付いていて、ランプを交換するだけで手軽に家の照明をスイッチ不要にできるという、なんとも便利な商品です。
【ムサシ RITEX】と【アイリスオーヤマ ECOLUX】の比較
センサー付きのLED電球を調べると【ムサシ RITEX】と【アイリスオーヤマ ECOLUX】の2種類があるようで、とりあえず両方を1個ずつ買ってどちらが良いのか比べてみました。
放熱リブのが白い方が【アイリスオーヤマ ECOLUX】で、シルバーなのが【ムサシ RITEX】です。
今回はともに、40型相当・電球色・E26口金の機種で比べてみました。
基本スペック
\ | ムサシ RITEX (S-LED40L) | アイリスオーヤマ ECOLUX (LDA6L-H-S) |
全光束(lm) | 240 | 250 |
---|---|---|
定格消費電力(W) | 6.0 | 6.0 |
待機電力(W) | 0.2 | 0.6 |
点灯保持時間(分) | 2 | 5 |
購入価格(円) | 1,476 | 1,888 |
待機電力
照明の入り切りをセンサーで行うためスイッチは常にオンとなるので、待機電力の小さい方が経済的となります。
この2機種では【アイリスオーヤマ ECOLUX】の【0.6W】に対して、【ムサシ RITEX】が【0.2W】とすこし優秀なようです。
点灯保持時間
これは人がいなくなってからランプが消灯するまでの時間を表します。
【アイリスオーヤマ】の【5分】はちょっと長すぎる気がするので、【ムサシ RITEX】の【2分】くらいがちょうど良いのではないでしょうか。
結論
スペック以外では、Amazonのレビュー欄にムサシのセンサーを不安視するコメントが若干見受けられましたが、実際に自分で使ってみたところ特に不具合は感じられませんでした。なので、私はお値段的にも有利な【ムサシ RITEX】を選んみました。
ムサシ RITEX 人センサー付 LED電球 40型
セット内容
というわけで【ムサシ RITEX】40型の電球色と昼白色を必要な分だけ買い込んでみました。
パッケージには、LED電球と取扱説明書に注意書きの紙と壁のスイッチに貼るシールが1枚付いています。
特徴
パッケ横に書かれている特徴を簡単にまとめると
- センサー付きで切り忘れ無し
- 白熱電球より消費電力1/7で電気代大幅カット
- 白熱電球より長寿命で取替えコストを削減
と、商品のお得感がアピールされています。
その分、電球自体がけっこうお高いんですけどね。(^ω^;)
センサー機能と注意点
またセンサーの挙動は以下のようになっています。
- 人の動きを感知してライトが自動点灯
- 昼間など周囲が明るいとき(130Lx以上)は点灯しない
- 人がいる間は点灯状態を維持
- 人がいなくなったら約2分後に消灯
- スイッチを素早く2回入り切りさせると、常時点灯モードになる
この電球は自動で点いたり消えたりするだけでなく、周囲の明るさもチェックしていたり、コマンド入力で通常のランプのようにも振る舞えるという、なかなか賢いやつのようです。
ただし、調光機能や断熱加工された器具には付けられない他、カバー等でセンサー部が被われてしまうような照明には使えないという弱点もあります。
LED電球の取り付け
各所取り付け
さっそく家の白熱電球をすべてこれに付け替えてみました。
今回は洗面所のみを昼白色にして、あとは電球色をチョイスです。
取り付け後は、家の中を移動するだけで次々と照明が点灯していくので、ボロイわが家が一気に近代化されたようで何だかちょっとリッチな気分です。
LEDによる省電力性だけだとイマイチ実感がわきにくいところですが、センサー機能は目に見えてその恩恵を受けられるので、非常に満足感があります。
白熱電球とLEDの明るさの違い
LED電球を取り付けて1ヶ所だけアレ?となったのが階段のつり下げ式裸電球タイプの照明した。
周囲にまんべんなく広がる白熱電球に対して、LEDの光は下方向に偏るためこのような差が生じてしまいます。
ただ、下方向に対しては普通に明るく困るほどでもないので利便性も相まって、ここもLEDで良しとしました。すぐに慣れることでしょう。
付属シールの使い方
付属の【壁スイッチ用ONシール】は、このようにオン側に被せて貼るようになっています。
電球の取り付け直後は、いつものクセでついスイッチを切りがちなので、あるとちょっとだけ助かります。地味ながら便利な付属品です。